国内でも数少ないピット槽で革を鞣している昭南皮革工業所。
上質な4mm厚ほどの厚口革をじっくりとピット鞣しで時間をかけて、
革の芯までタンニンを浸透させた、とても手間暇かけて作られたベルト用の革です。
革の中でも一番良い部分とされる、ベンズ部分(牛のお尻部分)のみを鞣した贅沢な革です。
ベルト裁断され残った端の部分、約100~130cm程の端革を20枚セットにした業者様向けの商品です。
(個人の方でも購入可)
通常、ベンズ状態の場合 @200円 / 1ds(税抜)ですので、
かなりお買い得な商品です。
様々なサイズ、状態の革をランダムに混ざった状態で20枚束にしています。
鞣しが終わった革を乾かし、その後、風通しの良い日光が入らない部屋で数週間熟成させることで、薬品が革の芯まで定着するそう。
タンニンの濃度が違うピット槽を何度も移動させながら浸透させるピット鞣しの作業風景。(画像の革は別の商品です。)
自然乾燥させる干し場
一枚5キロ以上する厚革はとても重たく、吊り下げるだけでもかなりの重労働です。
ベンズ切り落としを35mm幅で裁断
ヌメ革ならでは深みのあるタンニンの茶色が昭南皮革の特徴です。
SEIWA社のローパスバチック(塩基性染料)で染色。
銀面の肌目や質感の違いで染まりが違う為、独特なビンテージ感のある染まり方しました。
染色する事で、様々なカラーのベルトを作ることができます。
刻印もしっかりと綺麗に入ります。(少しずれてしまった。。)
SEIWA社のスピラン(アルコール染料)でも染色しました。
アルコール染料の方が、浸透力が高く、銀面のコンディションの影響を受けにくいようです。
ベルトとしてだけではなく、ショルダーストラップや、バッグ持ち手、ツールバッグのベルトやブレスレットなどのアクセサリーなど、様々な用途でお使いいただけます。