シンコードバン 訳あり品
シンコードバン 訳あり品
- 製造:有限会社新喜皮革
- 革の種類:馬革(尻部)
- 厚み:1.0~1.8 mm
- ※部分により厚みの差が大きい為、
実際の厚みはストックリストに記載 - デシ単価(税抜):¥990
- 仕上げ:染色仕上げ
- 質感:スムース
- 鞣し:植物タンニン鞣し(ピット鞣)
- ※原料価格の変動などにより予告なく価格改定をさせて頂くことがあります。
- ※革の厚みは個体差、部位による差があります。
税込価格
在庫について
福岡営業所の在庫を表示しています。「在庫無し」と表示されている商品は、他営業所に在庫がある場合がございますので、ページ下部「お問合せフォーム」よりご連絡ください。
靴用として開発された、しなやかなコードバン
こちらの商品はナチュラルマークや製造工程で発生した傷などが多い個体になります。
通常、ハシモト産業ではナチュラルマークの多寡でランク分けや値引きは行っておりませんが、通常価格での販売が難しいと判断した個体のみ、こちらでデシ引きして販売をしております。
品質に問題がある訳ではないので、傷を避けて使用する事が可能な場合は、お買い得な商品となっております。
創業以来、40年以上にわたる研究と技術の研鑽から、世界に誇る コードバンの生産に成功し、継続して供給を続ける有限会社新喜皮革。
近年、世界情勢や輸送コストなど様々な理由で馬原皮価格が高騰しており、安定した供給が難しくなっています。
世界でも馬革だけを一貫生産し、かつコードバン製革ができるのは有限会社新喜皮革のみとなりました。
新喜皮革のコードバンは、ヨーロッパから海路輸送された馬原皮を、タンニン液を溜めたピット槽に長期間漬け込んで製革する、ピット鞣しという製法で鞣されています。
主にミモザを使用したタンニン剤が使用されており、数ヶ月かけてじっくりと鞣していきます。
鞣しが終わった後、鞣し剤を繊維の芯までなじませる為に、下地の状態で数ヶ月間熟成させる必要があり、高品質なコードバンを作る為にはとても重要な工程です。
熟成が終わった下地を、コードバン層と呼ばれる馬の臀部にしか存在しない緻密な繊維層を裏側から削りだし、染色、仕上げ、再び熟成など行います。
馬の臀部(お尻)の繊維が独特に絡み合った層を削り出し、染料、オイル、ワックスで仕上げた、シンコードバン。
オイルコードバンに比べ、ワックスとオイルを多く塗り込むことで、曲げても面が荒れにくくなり、引き裂きにも強く、吊り込みやすいように、しなやかで柔らかな質感に仕上がっています。
スムースでオイリーなタッチ感は、手触りがとても気持ち良く、適度にプルアップします。
マットな仕上げですが、使い込む事でコードバン特有の重厚なエイジングを楽しむことができます。
アニリン仕上げでワックスとオイルだけで仕上げている為、表面に膜を張っていないので、特に水に弱く、傷も付きやすくなっていますので、取り扱いには注意が必要となります。
ピット鞣しで作られる新喜皮革のコードバンは、他の皮革と比べ生産期間が長くかかる為、大量生産が難しい希少性の高い素材です。
製造元の(有)新喜皮革様の【公式】新喜皮革チャンネルにて、より詳しい説明やお手入れ方法のご紹介をされていますのでご参考下さい。
また、こちらの商品は現在入荷待ちの状態ですので、在庫がない場合は
※馬は汗を沢山かく生物の為、表面に汗腺である「点模様」が見られる場合があります。
それらは緻密な繊維層と表面がありのまま映し出された証明です。
※染料仕上げを施した非常にデリケートな表面 のため、取り扱いにも細心の注意をお願いします。
※水に濡れるとシミになったり、質感が変わりますので、お気をつけください。
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