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オイルコードバン #2 ブラウン
オイルコードバン #2 ブラウン
- 製造:有限会社新喜皮革
- 革の種類:馬革(尻部)
- 厚み:1.0~1.8 mm
- ※部分により厚みの差が大きい為、
実際の厚みはストックリストに記載 - デシ単価(税抜):¥980
- 仕上げ:染色仕上げ
- 質感:スムース
- 鞣し:植物タンニン鞣し(ピット鞣)
- ※原料価格の変動などにより予告なく価格改定をさせて頂くことがあります。
- ※革の厚みは個体差、部位による差があります。
税込価格
在庫について
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世界で愛用されるオイルコードバン
創業以来、40年以上にわたる研究と技術の研鑽から、世界に誇る コードバンの生産に成功し、継続して供給を続ける有限会社新喜皮革。
近年、世界情勢や輸送コストなど様々な理由で馬原皮価格が高騰しており、安定した供給が難しくなっています。
世界でも馬革だけを一貫生産し、かつコードバン製革ができるのは有限会社新喜皮革のみとなりました。
新喜皮革のコードバンは、ヨーロッパから海路輸送された馬原皮を、タンニン液を溜めたピット槽に長期間漬け込んで製革する、ピット鞣しという製法で鞣されています。
主にミモザを使用したタンニン剤が使用されており、数ヶ月かけてじっくりと鞣していきます。
鞣しが終わった後、鞣し剤を繊維の芯までなじませる為に、下地の状態で数ヶ月間熟成させる必要があり、高品質なコードバンを作る為にはとても重要な工程です。
熟成が終わった下地を、コードバン層と呼ばれる馬の臀部にしか存在しない緻密な繊維層を裏側から削りだし、染色、仕上げ、再び熟成など行います。
鞣し始めてから仕上げまで、約10ケ月かけてオイルコードバンは作られます。
オイルコードバン独特の透明感・艶・色の深みは、染料を用いて調色が行われた後に、特別なオイルを含んだ革の表面に薬品を塗布し、専用の機械を用いて摩擦・平滑にする、グレージングと言われる作業工程を行うことで生まれます。
一枚の中でも部分によって強度を調節する必要があるこの作業は、職人の高い技術が必要とされ、手作業でしか出来ない繊細な仕事です。
グレージングする事で、コードバン特有の様々な表情を生み出し、全く同じものは一つとして存在しません。
※馬は汗を沢山かく生物の為、表面に汗腺である「点模様」が見られる場合があります。
それらは緻密な繊維層と表面がありのまま映し出された証明です。
※染料仕上げを施した非常にデリケートな表面 のため、取り扱いにも細心の注意をお願いします。
※水に濡れるとシミになったり、質感が変わりますので、お気をつけください。
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